廃棄物処理法に関する法教育指導案(概要)

法教育の時間 第5年、6年  平成24年2月4日       
◎育てたい心       

・法は共生のための相互尊重のルールであること    (法務省hp「法教育の概要」より)
・「自然の偉大さを知り、自然環境を大切にする」    (道徳3-(2))


◎資料名   
「荒川についての資料」
『環境六法』
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」
「東京都北区路上喫煙の防止等に関する条例」


◎授業のポイント                
・荒川の変遷と環境保護運動の発生過程、環境に関する法律を考えることを通じて、

「きまり」は目的や理由があって存在すること、

それを知って、きまりを守ることの大切さを教えたい。      

 

◎資料について

・書籍、パネル等を活用し、荒川の変遷について理解できるような工夫をする。 

・環境に関する法律の原文に触れることで法律の文言を知ってもらう。  

 

◎指導の工夫
・荒川を例に挙げることで、身の回りの自然からきまりに関心が持てるようにする。
・グループでの話し合いでは、環境保護活動の理由があげられるよう支援をする。

 

◎学習の流れ
○はじめの挨拶

 

○荒川の昔について
→荒川の昔について例を挙げ、自然と共生していたことを示す。

 

○都市化、大量消費社会の到来による自然の減少について知る。
→写真等を使って時代の移り変わりが分かるような工夫をする。


○環境に関する法律の存在を示す。『環境六法』の紹介
→「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」、「北区条例」についての解説

 

○環境保護活動について、グループ討論・発表

 

○自然の恩恵について、グループ討論・発表

 

〇法律、きまりには、目的、理由があることを伝える。

→環境に関する法律から目的規定を具体的に示す。

→身の回りのきまりもその目的、理由があることを確認する。
(例:廊下を走らない。校庭のきまり、荒川清掃など。)

 

○講師の説話を聞く
→きまりや法律はその目的・存在理由を考えることが大切であるを指摘。

 

○おしまいの挨拶