生物多様性基本法~サクラソウ保存活動~
第五学年 総合的な学習の時間 学習指導案
平成25年2月21日(木)第二、四校時
〇〇小学校
5-1・2 教室
第5学年1組 38名
2組 38名
1.単元における主題との関連
(1)研究主題
法・きまりにはその存在する目的、理由があることを知る。
(2)高学年の育てたい児童像
・法・きまりは目的・理由があって存在することを知り、法は共生のための相互尊重のルールであることを知る(法務省「法教育研究会報告書」より)。
・地元浮間の自然を知り郷土を愛する心を醸成する。
2.単元名『きまりがあるのは何のため?~きまりの意味を考えてみよう!~』
3.教材名
・「生物多様性基本法(平成二十年六月六日法律第五十八号)
・浮間地区(明治時代)の模型
4.単元の目標
○自然の大切さを知り、地元浮間のサクラソウの減少と浮間地区の変遷について考える。
○法や身の回りのきまりに目的・理由があることに気づく。
5.評価基準
《関心・意欲・態度》
・自然の大切さについて関心をもって話し合いに参加することが出来ている。
・きまりの目的・理由について考えることが出来ている。
《読む能力》
・授業の内容から共生の意味について読み取る。
・きまりには目的・意味があることをとらえる。
《書く能力》
・授業の内容を整理して簡潔に書く。
6.ねらいとする意図
・自然の大切さについては多数の法令で規定されている。しかし、その規定についてはなぜ大切であるのかについては注意が払われず罰則ばかりに関心が行きがちである。そこで、 総合的な学習の時間や国語科で学んだ、〇〇小学校5年生にとって身近な存在であるサクラソウを題材にして、浮間地区の変化を確認し自然を守ることの大切さを知り、法令にもそのことを規定する法令(生物多様性基本法)があることを確認する。
・自然と人間との共生を目的とする生物多様性基本法の存在を知ることで、法律には目的、理由があることを知り、日常のきまりについても、「きまり」が存在する目的・理由があり、そのことを知ってきまりを守ることの大切さを学ばせたい。
8.評価
・きまりには目的・理由が大切であること、そのことを知って行動することの大切さを考え
ることができたか?
・サクラソウの減少理由について関心を持ちその他の植物・動物など身の回りの自然に関心
を持つことができたか。
以上